ついに結が佳境ですね。
もうアニメ見る度に叫んだり呼吸困難になりかけたりしてましたが、さすがに先週と今週の放送はもう瀕死になって悶えていたので、この言葉にならない想いをちゃんと言葉にしなければ悶々とし続けてしまうのだろうと思い、手探りではありますが感想などしたためたいと思います。
原作12巻、13巻の話も絡めますので原作未読の人は要注意、だけど原作未読の人がもしいらっしゃったらアニメ終わってからでもいいので是非原作読んでください本当に凄いので!!!!!
あと、これはあくまでも現時点での感想・解釈であり、今後変わる可能性があることも付け加えておきます。
■12巻の例の台詞のシーン
初見では、あら意外とあっさり?(特に静雄)という感想を持ちました。
静雄は引きの構図だったので、そういう印象になったのかも知れません。あと、その時の怒りを胸の奥底で溜め込んでる様子っていうのが映像では難しいのかなと。原作読んだらめっちゃ静かに怒ってるけど、静雄のモノローグでも入れないと映像ではわかりにくいよなあ。
でもあそこでモノローグ入れるのも雰囲気壊しちゃうので(ずっと沈黙してた静雄がやっと口を開いたのが「あばよ」なところがいいのであって)まあこうなるかな、と…
で、自分の中で結構意外だったのが臨也さんの反応で。
原作の挿絵では臨也さんが笑みを浮かべていたので、真顔になってたのがあ、そうなの?って感じを受けたんですよね、最初は。
あと言い方も比較的軽く聞こえて、私は臨也さんにとって静雄は特別だと思ってたけど、実は臨也さんにとって実は静雄と他の化け物たち(罪歌とか)との間にそんなに大きく差はないのかも知れない、と思ったり。
ただ、原作を読み返してみるとこの段階ではまだ臨也は静雄に対して明確な殺意は抱いてないわけですよね。
殺すつもりはないけど死ねばいいな、くらいで。
じゃあ、殺すつもりはないけど死ねばいいなってショベルカー落としたら静雄が超切れてたのが予想外だったから、あのシーンは真顔だったのかなって思いました。
ヴァロを巻き込んだらそんなに怒るとは思ってなかったっていう。
この段階では、臨也はまだ「苛立ち」や「許せない」という漠然とした想いしか抱いていない。
でも、静雄の「殺意」はしっかりと感じているから、その後の「遺言のよう」な言葉になるんでしょうね。
この後、原作でいえば13巻に入ると臨也さんが明確な「殺意」を抱き始めるので、そのシーンが凄く気になるし怖い。
■32話の来神時代回想
可愛い。とにかく臨也さんが麗しい。美しい。
そして新羅の可愛さたるや。新羅は本当に可愛いね…
この時はまだ臨也さんがツンツンしてますね。前日に静雄に初めて会って、楽しいだろう?って余裕の笑みを浮かべていたのに、静雄の化け物っぷりを目の当たりにして凄く苛立っている。
自分が操れる範囲だと思っていたのに、その次元を遥かに超えた存在に驚き、苛立ち、自分の愛する「人間」の枠外に置こうとしている。
まだ子供だからとても青くて可愛いね…
この頃って、臨也はあまり突飛な仕草しないですよね。身振り手振りも大きくない。むしろ大きいのは新羅。
新羅は身振り手振りを交えて、大袈裟なまでにセルティへの愛を表現する。
臨也さんは新羅の超越的な愛を目の当たりにして、恐らく今まで自分が知り得たものと違うその愛し方に衝撃と羨望と嫉妬を覚えて、そういう風になりたいと思ったのかも知れない。
だから、新羅のように、大袈裟に全身で愛を表現し、大袈裟に人間愛を叫ぶようになったのかも知れないなと思います。
新羅がセルティを愛するように、臨也は人間を愛したかったのではないかと。
新羅との出会いが臨也を変えていったんだなあと思いました。
遅くなりましたが、静受けお疲れ様でした!
本を買ってくださった方、差し入れなどくださった方、スペースに遊びに来てくださった方、本当にありがとうございました。
新刊は無事に2冊とも出てました。表紙のハート部分は初めてホロ箔使ったんですけど、ホロ箔可愛いですね〜!お気に入りです。
当日は、思いの外ポスターが好評で…(笑)
いつも通りのダサダサポスターを作りかけていたのですが、お洒落なポスターなど私には無理だ!と漸く悟り、いっそネタにしてやるとおふざけ満載で作ったら何故かめっちゃ褒められました(笑)
ツイッターとかピクシブご覧になってない方はご存知ないと思うので、画像上げておきますね。
いやー、これ結構大変なんです!作ってみて初めてわかったんですけど、少ない文字数で興味を惹く、好奇心を煽るようなキャッチコピーって凄く難しいんですね。
中吊り広告作ってる人凄いわ…
ちなみに、これ全部新刊の内容紹介です。左端の最終回徹底予想だけは嘘ですが。
これからもこの路線で頑張ってみようかと思います(笑)
それから、申し訳なかったのが、今回の新刊は静雄受けオンリーということでろちシズとイザシズだったのですが、新刊下さいって言われた方に一応(表記もしていましたが)「こちらはろちシズですが大丈夫ですか?」って確認してたんです。
そしたら、「イザシズだけで…すみません」って言われる方が多くて、いやいやそんな謝って頂くようなことは何もないです!って思って…
普段イザシズしか出してないので、ろちシズが出てるなんて予想外だったのだと思うのですが、当然イザシズ以外読みませんって方もいらっしゃることを想定しておりますし、逆にろちシズだけの方もいらっしゃるので、そんなの全然気にして頂かなくて結構ですよ!
見たい物だけ見ればいいんです。何も申し訳ないとか思う必要はないです。
今後、ろちシズを始めとしたイザシズ以外のカプを書くかどうかは未定ですが、もしまた同時発行の時があったとしても、イザシズだけ欲しい方は遠慮なくそう仰ってください。
ちなみに、これからもイザシズメインなのは変わりませんので、もし今後イザシズ以外のカプ本を出すとしても、今回のように同時に2冊発行という形を取りたいと思っています。
イザシズはまだまだ書きたい話が多すぎて、全然時間足りないので、イベントに出るなら必ずイザシズ本を1冊は出したいというのは変わりません。他カプは余裕があったらで…(笑)さて、そんなろちシズ本も無事書店に置かせて頂いてますが、ろちシズは部数が少ないためにK-BOOKSさんでは店頭にはないようです。通販のみとなります。とらさんは店頭にあるかどうかはわかりません…通販は残部僅少です。家にはいっぱいあるんですけどね…
そして、冬コミ新刊「したいことたくさんあるんだよ」について、残部僅少のため静受け終了まで一時自家通販を停止しておりましたが、数冊だけ残っているので、自家通販復活させました。
K-BOOKSさんは在庫なし、とらのあなさんも数冊だけしか残ってないので、ご希望の方はお早めにお願い致します。
さて、次のイベントは5月スパコミになります。
サイトを見てくださってる方は、もう新刊の内容とタイトルは想像がつくと思いますが(笑)恒例の臨也誕生日本「折本臨誕2016」を出します。←言い切った!
内容はまだ何を書くか決めてませんけど(書きたいネタありすぎて絞れない)、アニメ最終回後なので、何かちょっと変わったことしたいな〜とか思っています。まだ何も思いついてないですが。
またよろしくお願い致します!